松井孝嘉 医学博士(首こり博士)公式サイト
松井孝嘉 医学博士 公式サイト
✹体験記を読むにあたって
問診票、頚筋のチェックポイントについては、本ページの最下部で説明しています。
体験記(症例)一覧- Lists
首こり病の患者さまによくみられる症状(自覚症状)をまとめたチェックリストです。全部で30問あり、セルフチェックします。
医師が触診を行うためのチェックポイントです(他覚的異常所見)。首こり病の治療を始めた当初、11のチェックポイントがありましたが、現在ではさらに詳しくなり、36のチェックポイントがあります。
Dr.コーマックと松井博士と長男 雅樹(今は脳神経外科医)1979年
松井孝嘉博士は、アメリカ・ジョージタウン大学にて、世界初の全身用CTスキャナの開発チームで最も若い研究者だった。
この開発完成がノーベル賞委員会で評価され、チームのトップであるDr. Allan Cormackがノーベル医学生理学賞を受賞した。
CTの最も大きな効用は、脳卒中で、脳出血と脳梗塞区別が100%つくようになったということだった。それまでどんな名医が診ても診断がつかず、脳卒中になると、その場から動かしてはいけない、その場にただ寝かしておくだけしか方法がなかった。
巨人軍の協力で、(頭部外傷)デッドボールの実験をする松井博士。この実験で野球用耳付きヘルメットが誕生し、デッドボールによる死亡事故が無くなった。
当時、日本人の死因第一位は脳卒中で、この状態が長く続いていた。松井博士は、脳卒中で倒れてから30分以内に診断ができるためには、日本国内に1万台のCTが必要であると考えた。
その当時CTスキャナーは1台およそ3億円もしていたが、必要なのは多彩な機能ではなくルーチンの検査だけできればいい。他のことをする時間がとれないことがわかっている。“脳卒中の診断”ができるだけで良いので3千万円を切るスキャナーを作るようCTスキャナーのメーカーに指示した。
松井博士はそれまで日本の4メーカー、東芝、日立、GE(横河)、島津の開発を指導しており、どの会社も日本中で100台以上は無理だと悲観的であったが、松井博士が“3千万円を切るCTスキャナーを開発すれば日本中で1万台の市場がある”と各社を説得してこれを実現させた。
このことによって1万台の普及実現もすぐだった。続いて2万台も早い時期に突破した。各社が松井博士の考えに従ってCTスキャナーの価格競争となり、2500万円→1500万円、そして最後は1000万円まで下がったからだった。
このため日本では、どこで脳卒中で倒れてもすぐ診断ができるようになり、倒れたらすぐCTスキャナーのある病院に搬送し、脳出血であれば手術で救命し、脳梗塞であれば血栓を溶かす治療ができるようになった。この結果、脳卒中死が日本人の死因第1位から2位→3位と下がった。
日本はCTの超大国となり2位の国の20倍以上のCTスキャナーを持つに至った。出血と梗塞は治療がまったく逆のため、診断を誤って治療すると大変なことになる。CTスキャナーができるまでは、“発作で倒れたところから動かしてはいけない”、“そこで寝かせておく”というのが脳卒中の常識であった。
アメリカでCTを導入したほとんど全ての病院で「開頭した部位に病変が見つからない」というとんでもないことが起こり、CT専用の解剖図の本が必要であると松井博士は考えた。
ジョージタウン大学の前に在籍していたニューヨークのアルバートアインスタイン大学、モンテフィオーレ病院で脳のスライスを行い、CT用の解剖図譜を作りあげた。
これがドイツ・スツットガルト、ニューヨーク、東京の3か所で発売され、世界のベストセラーとなり国際出版文化大賞を医学書ではじめて受賞した。
1977年に帝京大学脳神経外科・助教授として帰国し、数々の研究に取り組む中、ムチウチで出現する多彩な症状が、筋肉の異常から副交感神経の異常を起こして全身の不可解な症状を起こすことを発見した。
その治療法の究明には時間がかかり、試行錯誤を繰り返し2005年にやっと治療法を完成させた。
これはムチウチにとどまらず、頭部外傷でも同様のことが起こり、また、首の筋肉の使いすぎでも同様の症状となることが判明した。パソコンやスマホの使いすぎで最近、この症候群が急増している。また、猫背や姿勢の悪い人や、首の筋肉の弱い人は原因がなくても起こる。
松井博士は、恩師である佐野圭司先生と相談し、この症候群を「頚性神経筋症候群」と命名した。
松井孝嘉近著
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